ココナッツビレッジホテルからジャングルロードを北東にしばらく行くと左側に海に面した広場に出る。

見るとそこは自然が作り出した小さな湾のような場所があった。

湾の向こうには珊瑚礁が防波堤の役目をしてくれるので、中はまるでプールのよう。

大自然を我がモノに水と戯れる・・魚を見る・・貝を拾う。

いや、この美しい景色を眺めているだけでも幸せいっぱいだ。

SongSong村から島の太平洋側に向かって行くと、ハニーガーデンがある。

ここは、島の原住民・チャモロの人達が、なにかにつけ集まって野外パーティーなど行っているとっておきの場所だ。

ケーキのような形の半島が正面に見えるが、ウエディングケーキマウンテンと名付けられている。

かの野口五郎さんがこの場所で結婚式を挙げたと聞いたが、正に超大なウエディングケーキが二人の結婚を祝ったに違いない。

ハニーガーデンの中の岩穴をハシゴで下ると、そこは波が作った小さな洞窟の中だ。

そこから海沿いに少し行くと大きな洞窟の入り口がある。

中に入ると、そこは洞窟の海水プールだ。

ぽっかりと大きく開いた口から差し込む光が洞窟の中を照らし独特な美しさをかもしだしている。

日焼けを気にする人でもゆったりと泳げるだけでなく、海中は様々な模様の魚の楽園だ。

熱帯魚だけではなく、時折サヨリなどの群れも見ることができる。

ロタ島の代表的な海水浴場・テテトビーチはフィリピン海側（島の西側）のほぼ中央にある。

沖合の珊瑚礁に打ち寄せる心地よい波の音を聞きながら、目に眩しい真っ白な砂浜の上で本を読んだり昼寝。いつしか時の経つのも忘れてくつろいでいる自分を発見することだろう。

大洋の大波は珊瑚礁で砕け散り、波静かな内海では海水浴やシュノーケリングを楽しめる。

水中めがねで水中を見ると、大小様々な魚たちがたくさん目の前で泳いでいて、パンの耳でも持っていけば魚たちが寄ってくる。